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絶滅のことなど
2014-11-29


昨夜絶滅のことを書きましたが、生活面でも絶滅していることがたくさんあります。

とにかく団塊の世代以下の人々には理解できないことや昔がなくなってしまっているがだんだん多くなってきました。

それとともに言葉も変わって来、おじさんに理解できない言葉が多くなってきました。
「全然」という言葉は、本来は「全然〜ない」と否定語として他の言葉とくっついていたのに、いまは「全然いいね」とか「全然大丈夫」とか、肯定の言葉になっています。

おじさんにはとまどう会話ばかりになってきました。

最近のタレントにしても、紅白に出場する歌手、というよりグループの名前がさっぱりわかりません。会社でいろいろ聞きましたが見たこともないので、
「え!知らないのですか?」
で終わりでした。

さすがに森進一やスマップはわかりますが、訳のわからないグループの人は、イメージすらわかない状態で、若い人たちの半ばあきらめた、やりきれないような表情をされて会話は終了しました。

ローマ字も「Z」と「D」や「M]と「N」が私たちが習ったようには使われていませんね。
たとえば、近くに神通温泉というところがありますが、

私たちは、「JINDUONSEN」と書きますが、「JINZUONSEN]ですね。
本町を「HOMMACHI」と書くのは以前ブログでも書きました。
「N」は「M」になっていますね。
でもパソコンのローマ字入力では、
「HONNMATI」と入れなければ「本町」になりません。
「HOMMACHI]といれると「ほっっまち」となりますね。

グローバル化の時代に合わせた英語用表記なのでしょうが、何となく違和感を感じる団塊世代です。

話は絶滅のことに戻って、これは1981年9月、カメラマンの故中村由信先生と紀南を撮影旅行したときに川湯温泉の露天風呂で撮ったもので、先生も著書の中の挿入写真にここで撮った写真をいれています。

こうして写真を撮っても何も言われませんでした。

おじさんが若かりし頃はこれが普通だったのです。
海女さんなども裸で海に潜っていました。

紀南ではこういう生活景色が絶滅しましたね。
私も仕事の帰りなど、フリ○ンでよくこの湯に浸かりました。

裸同士での世間話、楽しかったです。


今は写真を撮る以前に、肖像権やら個人情報保護やら、いろいろ制約があります。

個人情報保護と声高にいうくせに、いったんLINEのソフトをダウンロードするとプライ
バシーも何もなくなった感じがしますが、それは「全然いい」のですね。

長いことあったこともない人の顔写真までスマホに入ってきます。
こっちのもいってるのでしょうね。

禺画像]

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