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近江八幡市 日牟禮八幡神社、八幡堀
2016-11-01


10月29日、正暦2年(991年)近江商人の信仰を集めてきたという日牟禮八幡宮に行ってきました。

以前八幡祭り祭礼の時に来たことがあるのですが、大きな太鼓をたたく山車について廻ったので、神社を見ることができませんでした。

今回少しじっくりと参詣しました。

境内はエノキやムク、杉などの古木が生い茂っていました。
拝殿や本殿がどっしりと歴史を伝えるかのように立っていました。

社宝には重要文化財の安南渡海船額があり、安南(ベトナム)貿易で活躍した豪商・西村太郎右衛門が正保4年(1647年)に奉納したものといいます。残念ながら非公開ということです。寛永13年(1636年)に出された鎖国令で帰国できなくなり、望郷と鎖国解禁の思いを込めて自らの姿を描かせたそうです。
いつかテレビの番組で見たことがあります。

3月の左義長まつり、4月の八幡まつりも全国的に有名で左義長祭は以前から見たい祭ですがまだかなっていません。ともに国の無形民俗文化財ということです。

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いつも思うのですがこの安っぽい幟、何とかならないでしょうかね。
いかにも商魂むき出しという感じです。
戦国時代の武将の幟はセンスがありすばらしいデザインのものが多いですが、安っぽいナイロンの幟はどうも好きになれません。

これだけの古刹、幟などあげなくても人は来ると思いますが・・・
あげるのであればもっとセンシティブなものにして欲しいですね。

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八幡堀も有名な観光スポットであり、たくさんの人が歩いていました。
もう夕暮れも近かったのでなかなか情緒ある景色でした。

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八幡山を囲むように築かれた堀で、琵琶湖水運にも利用されていたといいます。
両岸には白壁土蔵や旧家が立ち並んで、往事にぎわいを思い起こさせます。
各家には堀に降りるために小さな戸があり、そこから荷物を運んだりしたことがよくわかります。

時代劇で越後屋が悪いことをたくらんでいるときに、こういう裏口からよく出入りしていますね。

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ここも重要伝統的建造物群保存地区、重要文化的景観地区に選定されているそうです。

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