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紀の川市中津川熊野神社
2020-01-11


紀北地方は古くから京都の寺社の荘園だったので、歴史ある寺社が多い。
今日はそんな神社を探した。
熊野神社というのが市報に紹介されていた。
それを見に行くことにした。

熊野神社は細い道を登って山の中腹にあった。
たぶんこの道は葛城参詣を越え京都へつながっていたのだと思う。
軽4がやっと通れるくらいの道が上に伸びていた。
あまりに狭いので運転には気を使った。
普通車では苦しい道幅である。
道案内が十分ではなく到着できるかどうか若干の不安があったが、何とかたどり着いた。

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熊野神社はきれいないい雰囲気の神社だった。
市の説明書によると、この神社は寛政9年(1797年)京都聖護院が造営したようである。
石灯籠が2対ほどあったがそのうちの低いほうの一対が正平二十四年(1369年)建立とある。
もう600年をこえてここに立っているわけである。

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とにかく山深い人里離れたところにこんな立派な神社があるということが面白い。
修験と熊野とは切っても切れないつながりがあるのでこの神社も熊野になったのかもしれない。

葛城修験の行場として土地、中津川の人々の産土神社として守られているという。

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正平二十四年(1369年)建立されたということが刻まれている。古い。

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少し年代が新しい灯篭に鳥の巣があった。

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太い杉の木があったが根っこに穴が開いていた。しかし元気な枝を伸ばしていた。

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本殿が二棟。

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