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また私の大好きな人が亡くなりました。
巨泉さんです。

日本の戦争を知る知性が少なくなっているのが寂しいですね。

野坂さんも永さんもそして巨泉さんも戦争で疎開し、その悲惨さを実体験した人たちばかりです。

私の世代は祖父や周りのお年寄りから聞いただけです。
しかし私の家の床の間には機関銃弾のあとが残っていました。

水上偵察機の基地があったせいで艦砲射撃を受けたりグラマンの銃撃を受け、その一発が我が家の壁を貫通したのです。

そのとき近所の女性が銃弾を受け、即死したということを聞きました。

戦争は絶対にしてはなりません。

戦争反対してくれていた日本の知性が次々になくなるのは、その人の寿命であり、仕方がないとは思いますが、やはりつらいものがあります。

戦争経験のない政治家が多くなってきて、この国の将来はどうなっていくのか、妙な方向へ行かさないためにも我々がしっかりしなければと思います。

写真は日根野駅のホームからの電車。