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サルが多くなった
2019-06-12


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先日のとがの木茶屋の話の中で、鹿や猿の被害が年々増加してきたとの話があった。

「せっかく作った野菜を鹿や猿に食べられてしまう。この前もピーマンが全部やられた。あの苦いのでも食べるんやね」
「鹿も楽してご飯を食べられ、味をしめるから来るんやろね」
「そうやね。サルを一匹とって尻尾をもっていったら3万円くれる。でもあの瞳で見つめられたら撃てないそうです」

なるほどね。
あのつぶらな瞳で見つめられると撃てないだろう。

「まわりをみてください、杉ばかりでしょう。餌が山にないから里に下りてくるのは仕方ないですね」
「そうですね。戦後国の指示でたくさん植えましたね。あれで日本の国がだめになりましたね」
「全く、ようけ儲けようと思って杉を田んぼの苗みたいに隙間なくようけ植えて、大きくなっても間伐をしないから余計山が荒れる」

ほんとに日本は杉だらけになって、手入れの悪いところほどがけ崩れなどが起こりやすくなっている。
これも国の施策の失敗だけれど誰も責任を取らない。

これからもこうした愚挙をし続け、お金の無駄遣いをしていくのだろうと思うと鬱陶しい。軍事費に使う金の一部を回すだけで、その使い方を工夫すれば、かなりいい国になると思う。

家への帰りの国道に、サルが集団でおりてきていた。
ピーピー鳴きながら、山の中へ逃げかえっていった。

写真は秀衡桜である。老衰して倒れたらしい。以前来たときはきちんと立っていた。
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